民塾長のちょっといい話117

『耕人塾』の実践事項の「あいさつ」は、場に応じて相手の心に届くようなあいさつを目指していますが、具体的にどのようなあいさつをすれば相手の心に届くのかということは難しいものです。河北新報(11/26)の「声の交差点」に「『おかえり』に一言足して」(中島弘太朗14歳大和町・中学2年)が参考になると思いましたので紹介(要約)します。「僕の母は手あたり次第小中学生に『おかえり!』といっていたが、以前小中学生の投稿で『お帰りの返事に困る』を読んで悩み、僕に相談してきた。僕は『《お帰り》だけだと僕も困ってしまうけれど、プラスして《気を付けて帰ってね》などと付け足したらいいと思う』と言って見た。母の表情がほころんだ。」

「一言付け足す」ことの提案ですが、大きなヒントをもらいました。これからは「おはよう」や「こんばんは」だけではなく、一言付け足す工夫をしてみたいと思います。

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