6/21(火)、「百俵館」で弦楽四重奏を生で聴いてきました。日本フィルハーモニー交響楽団東北の夢プロジェクト主催で、「弦楽四重奏コンサートin石巻~未来へとつむぐ思い~」と題しての演奏会は感動の1時間でした。演奏者から3mの距離で聴くバイオリン・チェロ・ビオラのハーモニーと迫力に心が揺さぶられました。第一バイオリンの田村昭博氏のトークも抜群で、会場いっぱいに詰めかけた小学生から高齢者まで80人を超える観客は心行くまでクラシックから民謡やアニメまで楽しむことができました。また、それぞれの楽器の特徴や構造の説明は簡明で、納得でした。特に、飛び入り中学生の自己流指揮に合わせた緩急強弱の演奏は、笑いを誘いながらもプロの凄さを見せてくれました。
「百俵館」という狭い空間でしたが、演奏者と観客が一体となった会場は熱気に包まれ、弦楽の優しく時には激しい音色に「ちむどんどん」の夏至の夜を過ごすことができました。