2年ほど前から曽波神周辺の「嘉右衛門堀」の大改修が進められています。私は建設現場を見るのが好きなので時々見ています。現在は北上川排水機場周辺の工事をしているのですが、その手順の細やかさに驚かされます。石巻線の下を流れる堀を改修するときなどは、まず迂回する場所の土壌を強化し、線路が陥没しないように矢板を打ってから鉄骨を組み、掘削する端からコンクリートの擁壁を作っていました。その手順は見事なもので、工事の進捗状況に合わせた資材の調達や土木建設用重機の手配、作業員の割り振りなど、素人にはわからない綿密な計画と実施上の配慮がなされているのだろうと感心して見ています。
『耕人塾』の実施に当たっても工事現場の作業の様子がとても参考になります。「何のために」「誰が」「何を」「いつまで」「どのように」やっていくのかを明確にしていくことが大切なのだと思います。2月8日の執行部会でその確認をすることにしています。