民塾長のちょっといい話38

前回の続きです。ログハウスを見学した後、Hさんが旧登米高等尋常小学校向かいの「宮城芸術文化館」に案内してくれました。そこの館長さんは三浦 永年(みうら えいねん)さんという方で、世界的なグラフィック制作者・研究科・蒐集家だそうです。玄関前には日本を代表する彫刻家である勝野 眞言(かつの まこと)さんのブロンズ像「希望を抱いて」などがさりげなく設置され、室内には世界的な写真家である三浦 功大(みうら こうだい)さんの「トランペットを吹いているルイ・アーム・ストロング」の大きな写真や1964年の東京オリンピックのポスター(本物)などが壁面一杯に展示してありました。また、奥様のティニ・ミウラさんは世界的な製本装幀家でノーベル文学賞を受賞した川端康成の賞状も制作し、その複製が展示してありました。

久しぶりに本物の芸術に触れ、心が豊かになったような気がしました。自然が織りなす風景も含めて、身近なところにも素敵なところがたくさんあるのですね。

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