障害児放課後支援施設の子供たちのために「輪投げ」を作ってみました。実は、前に「竹ポックリ」を7組ほど作った竹の端材があり、捨てるのはもったいないので何かできないかと考えていたら、たまたま昔の遊びを思い出したのです。輪をかける棒はまっすぐでは面白くないので、枝が三又になっている木を探し、台も凹凸のある自然の板にしました。竹の輪も大小さまざま幅も違うので、輪をかける難易度にもかなりの差があります。子供たちが遊んでいるうちに、自分たちで遊び方やルールなどを決めればよいと思っています。今回の制作コンセプトは「できるだけ自然のものを活用すること、子供たちの発想で遊びが発展すること、壊れたら修理しながら遊べること」です。
『耕人塾』の活動方針の中に「塾生の主体的な考えを生かした実践活動」がありますが、もっともっと子供たちの発想を取り入れていいのではないかと考えています。