民塾長のちょっといい話28

昨年、障害児放課後支援施設の子供たちに向けて作った「缶ポックリ」が好評で、また頼まれてしまいました。缶は何回か使っているうちに縁がつぶれてしまうので、今回は孟宗竹で作ることにし、知人の山から直径10㎝ほどの孟宗竹を2本切り出し、高さ15㎝ほどの「竹ポックリ」を2組作りました。試しに挑戦してみたら、安定感があって孟宗竹のアイディアは我ながらヒットだったと満足です。作るときに大切にしていることは、「子どもたちが喜ぶもの、遊びが発展するもの、壊れてもいいもの」です。遊びを発展させるために、太さや高さの違う「竹ポックリ」を何個か作ろうと思っています。

若い頃、先輩の先生から「子供たちに教材を与える場合は、努力すれば何とか到達できるものがいい。難しすぎても簡単すぎてもダメなのだ」と言われたことを思い出しました。子供たち一人一人の顔や性格を思い出しながら、楽しんで作ろうと思っています。

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