民塾長のちょっといい話78

先日、ある小学校の校長先生からいいお話を聞いたので紹介します。「A子さんは、お母さんと一緒でないと登校できないでいると担任から聞いていました。ある朝、A子さんを送ってきたお母さんと会ったので、校長室へ寄ってもらい話を聞いてみると、この状況がいつまで続くのかとても悩んでいました。話をよく聞いた後、子供と一緒にいる時間は今しかないことや大切にすることなどをいろんな例を挙げて話してみました。子供のお母さんから『校長先生に話を聞いてもらってとても気が楽になった』と感謝されました。A子さんのことは、担任やスクールカウンセラーとも情報を共有しており、それぞれの立場で多面的に関わっていることで信頼関係が深まっているような気がします」

学校全体で子供や保護者の情報を共有し、それぞれの立場で児童や保護者に関わっているということは素晴らしいことですね。学校の信頼を高める原点だと感じました。

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