民塾長のちょっといい話113

先週、牡鹿の実家に2泊してきました。晩秋の日の出を見たくて次の朝、5時に実家を出て、5時半に牡鹿半島突端の御番所公園に着きました。東の空が茜色に染まり、金華山がシルエットに浮かび、鉛色の海でランプを点けた漁船が定置網の準備をしていました。車外に出て朝の清々しい空気をいっぱい吸ってから、金華山瀬戸沿いの旧道を新山浜に向かいました。20代と30代に勤めたA中学校時代に剣道部だった生徒たちの送り迎えをした所です。当時はスクールバスで通学していたのですが、朝練の時間にはスクールバスが出ないので、車で往復40分ほどかかる新山浜まで迎えに行っていました。集合場所だった貯水槽前は昔のまま残っていて、生徒一人一人の顔が懐かしく思い出されました。

今は働き方改革で部活動なども制限されているようですが、無我夢中で過ごした若い時は大変だとは思いませんでした。思い出はよいものだけが残っているからかもしれませんね。

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