民塾長のちょっといい話87

先日、K氏の案内で漆沢ダム上流の山へ山菜採りにいってきました。家を8時に出発し、道路の終着地点に着いたのが10時、そこから山菜のある場所まで1時間ほど歩きます。藪を漕ぎ、沢を渡るのですが、流れが急で膝上まである雪解け水が容赦なく長靴の上から入ってきます。何度か沢を渡ってやっと山菜の採れる場所に着いたのですが、一面雪に覆われて登ることができませんでした。それでも、日当たりの良い場所でコゴミやゼンマイ、ワサビなどを沢山採ることができ、せせらぎの見える場所でおにぎりを食べ、休憩しました。木々は芽吹いたばかりで色とりどりの緑が風にそよぎ、木漏れ日の下には一輪草や二輪草の白や紫の花が咲き、カタクリの赤紫の可憐な花は心を癒してくれました。

自然の雄大さや植物の力強さに接し、『耕人塾』への塾生応募が少ないことで落ち込んでいたのですが、少し元気になりました。現状を受け止め、最善を尽くしたいと思っています。

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