【日 時】 令和3年8月7日(土)9:00~16:00
【場 所】 宮城県松島自然の家(宮城県東松島市宮戸西大浜田)
【テーマ】 世界に誇れる石巻地域にしよう~発信!未来へ~
【使用したテキスト】『耕人』第10-4号 (コンセプト「主体・楽しさ・創造」について)
【当日の流れ】
①塾長挨拶 ②ウォークラリー(グループごと)
③ニュースポーツ体験「ユニカール」 ④今後の個人活動の構想
⑤活動の振り返り,感想の共有 ⑥講評 ⑦次回予告と諸連絡
入所式(塾長挨拶)
体験活動の開始に当たり,木村民男塾長より,耕人塾では「人間力」についてどうとらえ,塾生に何を期待しているかという話がありました。
耕人塾でのかけがえのない出会いが,「人間力」を磨くことにつながり,新たな自分を作るきっかけにしてほしいと語りました。
次に,「松島自然の家」次長 渥美 眞佐男先生から,宮戸島の自然環境や施設の使い方などの説明があり,出会いや触れ合いを大切にしながら有意義な活動をしてほしいというお話をいただきました。
奥松島・新宮戸八景ウォークラリーに挑戦!
1グループ4,5人で,奥松島の月浜・大浜方面を回るコースに挑戦しました。新宮戸八景の稲ヶ崎公園,新浜岬を含む6か所のチェックポイントを全て巡り,クイズにも答えながら指定時間までに自然の家に戻ってくるミッションです。中学生と高校生の塾生が協力しあって,全ての班が楽しくミッションを達成しました。教学委員は塾生を見守りながら,海岸周辺の清掃も行いました。
ニュースポーツに親しもう
松島自然の家の渥美先生を講師に迎え「ユニカール」に挑戦しました。「ユニカール」は,冬季オリンピック種目のカーリングを屋内でも手軽に楽しめるようにと考案されたスポーツです。塾生と教学委員が一緒になり,夢中になって活動に参加していました。
実践活動について考えよう
前回の耕人塾で考えたSDGsの視点から,自分たちにできる実践活動についてグループごとに話し合いました。まとめとして,実践活動を進める上での「合言葉」を考えました。
退所式
講評(横江 信一運営委員長)
今回の活動では,自然に触れ,仲間とふれあい,有意義な活動になったのではないでしょうか。
コロナ禍で制限された活動内容でしたが松島自然の家の職員の方々の細やかな対応に感謝の気持ちも忘れないでほしいと伝えました。
最後に,これからの実践活動に向けて考えてほしいこと「できることは何か(can)」「やりたいことは何か(will)」「すべきことは何か(must)」の3つの問いを塾生に投げかけ,締めくくりました。
【塾生の感想】
- ウォークラリーでは,グループのメンバーと急な道でも助け合いながら活動したり,楽しく会話しながら歩いたりすることができ,自然に触れながら絆を深めることができました。ユニカールははじめて取り組んだため,あまり上手にできませんでしたが,うまくいった時にほめ合ったりコツを聞いたりして,短時間で上達しようとすることができました。最後の話し合い活動では,自分たちが実践できることを考えました。そこで活動する上では,誰かのために動くことが大切だと改めて分かりました。
- 今日の体験から,だれかと協力してなにかに真剣に取り組むことで,達成感と満足感が得られました。協力することが大切だという意味を改めて感じられたので,今後の学校生活にも生かしていきたいと思います。
- 耕人塾の中で頼りにされる存在になれているなと最近思うことが増えてきました。自分は他の人とコミュニケーションをとるのがすごく苦手で,あまり普段は積極的になれないけど,最近耕人塾での活動が役に立ち,色んな人と話すのが好きになりました。「耕人10-4号」に書いてあったとおり,いろんな場での人との出会いを大切にしたいと思いました。