【日 時】 令和5年11月18日(土)18:30~20:30
【場 所】 石巻専修大学5号館 学生ホール
【テーマ】 世界に誇れる石巻地域にしよう~発信!未来へ~
【使用したテキスト】『耕人』第12-7号 (利他の心)
【当日の流れ】
①塾長挨拶 ②模擬発表会 ③「耕人塾マイプロジェクト」発表会
④感想記入・交流 ⑤講評 ⑥次回予告と諸連絡
【活動内容詳細】司会:太田陽心,角張芳朋
塾長挨拶
(舛田育久 運営委員長)
横江塾長不在のため,舛田運営委員長が挨拶を行いました。(以下要約)
塾長からのメッセージが込められている『耕人』第12-7号を後からじっくり読んでほしいと伝えた後,「井の中の蛙大海を知らず」につてい話されました。一般的に「世間知らず」という意味で使われるこのことわざには,実は「井の中の蛙大海を知らず。されど空の深さを知る。」と後に続く言葉があるのだそうです。そこまで読めば井戸の中のという限られた場所であっても,そこから見えるものをじっくりと深く観察することで得られるものがあるのではないか,つまり,やりたいことがあればどんなところでもできる,どこにでも活躍の場はあるという前向きな意味に受け止められるのではないかと語られました。
今日の「マイプロジェクト」も初めての試みですが,自分の可能性や力に気付く一つのきっかけにしてほしいと話を締めくくりました。
模擬発表会
(三浦健教学委員)
マイプロジェクト発表会にあたり,三浦教学委員が「アイスは地球を救う」というテーマで模擬発表を行い,発表者は聞き手を意識しながらしっかり聞こえる声で話すこと,聞き手は発表者の思いを受け止めながら聞き,終わった後には質問や感想を述べることなど,発表の際に注意してほしいポイントを実際にやってみせながら塾生に伝えました。
「耕人塾マイプロジェクト」発表会 ・感想記入・交流
AとBの2班に分かれ1人5分程度の発表を行いました。スライドショーや模造紙,紙芝居など,発表形式にそれぞれの個性がよく表れていたほか,発表内容も,調べようと思った理由やその結果,今後の展望等が明確にまとめられ見応えがありました。最初は緊張しながら行っていた質問や感想も徐々に和やかな雰囲気の中で積極的に行われるようになり,塾生同士の距離が縮まったように感じられました。
講評
(若生運営副委員長)
忙しい中, 石巻地域に関すること,人(家族,友達)に関すること,環境・スポーツに関すること等,それぞれが興味を持ったことについて分かりやすくコンパクトにまとめていて感心しました。自分自身の思い,個人の体験を基にしているので説得力がありました。マイプロは,耕人塾で大事にしている主体性と実践力が問われる活動です。これからの時代に必要な力は,主体性をもって課題を見付け,他と関わりながら解決していく力です。まずは,自分にできることからアクションを起こし,多様な人と関わり,いろいろな人を巻き込んでいくことが大事になります。今回の取組もそうですが,小さいことの積み重ねが自信と達成感になり,それがだんだんと大きくなるのだと思います。マイプロは今日で一区切りですが,これからも主体的に取り組むことを期待します,と話されました。
次回予告と諸連絡
- 今回は受付や挨拶のほか司会も塾生が務めた。ほぼ塾生だけで進行することができ,成長を感じた。
- Classroomに今日の動画を載せる予定。今日発表できなかった人は閉塾式に発表する。
- 次回:12月16日(土)14:30~16:30 石巻市ささえあいセンターにて閉塾式と分散会。挨拶・清掃・ゴミ拾いのワークシートを持参すること。駐車場等詳細はClassroomに掲載。
- 分散会の企画を手伝ってくれる人を募集。