先週、柴田町にいる元同僚だったSさん宅に寄ってみました。奥様が体調を崩しているという手紙をいただいていたからです。30代前半のI中学校時代、人生論や教育論を深夜まで論じ、おおいに飲み食いした仲間が数人いて、Sさんはその中でもかなりの論客でした。仙南の中学校長退職後は地域づくりに携わり、自書なども出版をしています。突然の訪問でしたが奥様も思いのほか元気で、とても喜んでくれました。
近況などを話し合った後、Sさんは義務教育課時代に私が書いた「21世紀の新しい学校」のレポートを持ってきて、「この頃から『耕人塾』のことを考えていたんだね」とのこと。何と21年も前のレポートをとっていてくれたことに驚きですが、『耕人塾』の理念と照らし合わせてくれていることに敬服しました。昔の自分のレポートを見て、未熟ではあるが教育の在り方を真剣に考えていた当時のことが懐かしく思い出すことができました。