先日、買い物をするために「あけぼの」を車で通っていたら、自転車のハンドル前の籠に大きなビニール袋を積んだ男性がいました。ときどき自転車を降りているので何をしているのだろうと見ていたら、歩道のゴミを拾っているのです。その行動が自然で、あたりを気にする様子もなく、淡々とゴミを拾っているのです。このような人がいるからいつもこの周辺はきれいなのだと嬉しい気持ちになりました。そういえば、ある中学校で、生徒会主催の「クリーン登校」を実施していると聞いたことがあります。朝の登校時にそれぞれがゴミを拾い、昇降口前で学年ごとにゴミを分別するのだそうです。そのような生徒の姿に地域の方が「ごくろうさま」と声をかけ、挨拶運動にもつながっているということです。
『耕人塾』でもゴミ拾い活動を実践事項の一つとしていますが、このような小さな実践活動が広まって、地域の和になっていくのだろうと思います。