民塾長のちょっといい話69

2/8(火)北京冬季五輪フィギアスケートで3連覇を期待されていた羽生結弦選手はSPのジャンプで失敗し、8位と出遅れてしまいました。原因は氷の穴にはまったらしく、これまでの努力を表現できなかった悔しさは計り知れないものがあっただろうと思います。しかし、演技終了後のインタビューで「皆さんの思いを受け取りつつ、完成されたフリー演技を見せたい」と力強く話しています。演技の結果を冷静に受け止め、次のフリーにかける決意を話す姿に、修羅場を何度もくぐり抜けた人間の大きさを感じました。私は試合を見る時、負けた選手やチームを特に注意して見ています。それは、人間が逆境に置かれたときにこそ、その人の真価が問われると思っているからです。

羽生選手のフリー演技は2/10ですが、きっと素晴らしい演技を見せてくれると信じています。もしそうでなかったとしても羽生選手はいつまでも私の心の中に残る一人になりました。

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