民塾長のちょっといい話56

10月29日(金)朝4時半に家を出て牡鹿半島に向かいました。用件は実家のウッドデッキを完成させるためです。せっかくなのでコバルトラインを通ることにしました。大六天の駐車場はまだ暗く、島影がうっすらと浮かび、遠くに漁火と灯台の明かりが点滅しています。大谷川に着いたのが5時半、早速昨日の続きの作業を開始、午前中になんとか完成させることができました。実家の裏山のため池には鯉や金魚が泳ぎ、鮫ノ浦湾が一望できる絶景の場所です。約6畳あるので、7,8人は座ることができます。「グランドゴルフが終わったら皆で海を眺めながらお茶が飲めるなあ」と兄夫婦が喜んでいました。

震災前の大谷川には25軒あり、全ての家屋は津波で流されましたが、地域の人たちの協力で全員が助かりました。現在、高台に実家も含めて9軒残り、6,7人で週2回のグランドゴルフを楽しんでいます。その人たちの憩いの場になればいいなと思っています。

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