民塾長のちょっといい話82

新しい年度がスタートしました。4月は春の交通安全運動期間ですね。最近、心が温かくなることがありましたので紹介します。一つは、剣道の稽古に行く途中で狭い跨線橋下の道を通過しようとしたら自転車が来たので待っていました。自転車の青年は跨線橋前で一旦停止した後、私の車が止まったのを確かめて走ってきて、頭を下げて通り過ぎていきました。もう一つは、渡波の狭い踏切で高齢の男性が乗った自転車が来たので路肩に寄せて止まっていたら、通り過ぎる時に頭を下げてくれました。私は自動車の運転者として当然のことをしたまでですが、自転車の二人は頭を下げて行ってくれたので、私もあわてて頭を下げました。たったそれだけのことなのに温かな気持ちになりました。

自己主張をする人が多くなっている世情ですが、思いやりや譲り合いが世の中を住みよくするのではないかと気づかされました。交通安全も根っこは思いやりですね。

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